伊勢原市商工会「キャッシュレスセミナー」(2019年07月17日)

7月17日は伊勢原市商工会の依頼で「キャッシュレスセミナー」に登壇してきた。

伊勢原市は神奈川県の新宿から小田急線の快速急行でおよそ1時間の場所に位置し、東京のベットタウンの側面も持つが、古典落語などで出てくる「大山詣り」の大山が有名で、阿夫利神社など由緒正しい、歴史と伝統を持つ街でもある。平塚市や秦野市、厚木市に囲まれ、落ち着いた雰囲気を持っている。

伊勢原市商工会館は、医療センターやホール・社会福祉協議会などが入っている伊勢原シティプラザの中に入っていて、商工会に来る目的の人たちばかりではない人々の往来もあり、市民にも身近な施設となっているようだ。地方は土地もあるので単独の建物の場合も多いが、地元の自営業者や会社代表など限られた人しか訪れない場合も多いので、こうした作りもちょっと面白いと感じる。

色々な動き

さて、ここ3週間ほどしか経っていないが色々と動きがあった。セミナーコンテンツも日々更新かけないといけない。

まずは、セブンペイの不正利用事件。利便性を優先したのか、ベースとなるシステムが相乗りだったからなのか二重認証などせずに利用させて結果、あっさりとP/Wを破られて1500人以上に被害が発生しているそうだ。また、キャッシュレスとは違うがビットポイントジャパンで仮想通貨が流出した事件もあり、やはりまだ新しい技術というのは不安な印象を植え付ける結果となっている。セミナーでは、そこまでセキュリティは心配しないで良いと話していたが、説得力がなくなる・・・。

次に、キャッシュレス・消費者還元事業ホームページの決済事業者リストが、検索機能に置き換わった。便利になったように見えるが、前の一覧形式の方が実は比較はしやすかった。中小事業者はまだまだ紙の文化なので、一回プリントアウトしてから色々とメモしながら使えたのが良かっただけに、少し残念だ。

いくつかの情報

さて、セミナーをやっていると質問が来るのでいくつか紹介しよう。

以下の質問と回答は、キャッシュレス・消費者還元事業窓口に問い合わせて返ってきた内容を私が「解釈した」ものになる。聞き間違いがある可能性もあるし、今後方針変更される場合もある。個々の記載内容を信じて発生した損害があったとしても保証はされないので、あらかじめお断りさせていただく。心配であれば、自分で問い合わせ窓口に確認いただきたい。

Q: キャッシュレス・消費者還元事業の申し込み期限はいつまでか?
A: まだ決まっていない。審査に2ヶ月くらいリードタイムが必要なため、この事業を6末期限なのを考えると遅くとも令和2年2月くらいまでには申し込まないと意味がない。

Q: キャッシュレス事業者はいくつまで選べるのか?
A: いくつも選んで良い。キャッシュレス・消費者還元事業に申し込んで審査に通ると、キャッシュレス・消費者還元事業事務局とキャッシュレス事業者から加盟店IDがもらえるが、2つ目以降の業者に申し込む時には、キャッシュレス・消費者還元事業の加盟店IDを伝えれば良い。

Q: まとめて決済する時に、対象外の取引(例えば印紙など)が混じっていた場合のポイントはどうなるか?
A: これは例えば車検などに法定費用(各種税金)などが混じっていたケースなどが想定される。基本的には、事前にキャッシュレス決済事業者にその取り扱いを確認する必要がある。キャッシュレスセミナーで同席させてもらった決済事業者は、期間中は法定費用が含まれる取引しないルールでお願いしてますと言っていた。仕組み的には一括決済すると、ポイントなどが付与されてしまうが、対象外の取引に使っていたことが発覚すると該当店舗だけではなく、業界団体のレベルでペナルティを課される可能性もあるため、現金取引とするか、対象取引と対象外の取引を分けて対象外の取引は現金払いをするなどの対応が必要になるだろう。

Q: 保険会社はダメと書いているが、保険代理店もNGなのか?特に車両販売などをしている業者が、損保の代理店をやっている場合はどういう扱いになるのか?
A: 国の事業としてはそこまで細かい判断基準を示しているわけではないため、基本的には、契約するキャッシュレス事業者の判断となる。キャッシュレス事業者がOKといったら、対象外の取引でなければポイントが付与される。

Q:BtoB取引でもポイントはつくのか?
A:明らかに企業間の仕入れなどに利用はできないが、その境界の判断は難しい。まだ事務局が判断していない部分もあり、現時点では個々のキャッシュレス事業者の判断に任せられている。

Q:分割払いが、キャッシュレス決済事業期間を過ぎてもポイントは付与されるのか?
A:令和2年6月30日までに購入を完了していれば、ポイントはつく。ただし、一括でポイントが来るのか分割でポイントが来るのか、タイミングは各決済事業者に任されている。

実際に運用が始めるとまだまだ色々なケースが出てきて混乱しそうだ。
一旦、備忘メモとして残しておく。

写真はセミナーの様子

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